大学生の頃に出会った人のすごいところを紹介します。
家庭教師のアルバイトで中学生のあっちゃんという男の子と出会いました。当時はダボダボのヒップホップの服を着てチャラチャラしていた私(^_^;)その時だけ真面目な格好になるのも自分らしくないなんていうクソみたいな信念があり、そのまま行っていた私を受け入れてくれていたあっちゃん家族m(_ _)m
野球をしていたが、すごいうまい選手って訳でもなく、勉強もあまり出来る方ではなかった。思春期のどこにでもいるちょっと内気な中学生といった印象でした。そんなあっちゃんが野球以外に頑張っていることがあって、和太鼓を習っていました。
「先生、今度お宮で太鼓をたたくから見に来て下さい」
と誘ってくれたので、見に行きました。チームのみんなと息を合わせて一生懸命に太鼓を叩いていました。いつも家庭教師で見ていた顔とはちょっと違って、「まぁ、太鼓は好きなんだなぁ~」という印象でした。それから、しばらくしてだったかな?あまり力も入っていない(本当はやる気にさせるのも私の仕事なのに出来なくてごめんね)のでお金もかかる家庭教師は中止にして、あっちゃんと会うこともなくなりました。
数年後、あっちゃんママから電話がかかってきました。「今度うたばんに出るのでぜひ観て下さい!」
なんと、太鼓好きだったあっちゃんは、高校卒業後、大分県の竹田にある『DRUM TAO』に入って、コツコツ頑張って、トップのメンバーの仲間入りをしていたのでした。
初めて太鼓を叩いているところを見たとき、正直、天才だーってほどではありませんでした。正直、普通でした。でも、あっちゃんは、あのDRUM TAOのメンバーになりました。【太鼓が好き】という想いを持ち、進路を考え、決めたからには、【相当な相当な相当な努力】をして勝ち取ったのだと思います。
今は、TAOを辞めて、何をしているのか私は知りません。なぜ、辞めたのかも知りません。ですが、あっちゃんのこと、活躍しているに違いありません。
この出会いから伝えたいことがあります。【サッカーが好き】なら誰にだってチャンスがあります。何も小学生ですべてが決まるわけではありません。想いをもち、努力をすれば、誰にだってチャンスはあります。
あっちゃんこと『本田篤芳』 いろんなことを学ばせてもらったよ!ありがとう(^^)
赤名FCのイベントを盛り上げに来てくれないかな~(*^_^*)